夕方になってからのお客様でした。
「とんぼ玉を作りたいんですができますか?」
「最速で1時間ぐらいですけど、今晩のご予定は?」
「こまどり荘に泊まっています。2泊目です。」
ここから30Kmありますし、夕食の時間があります。そこで名案!今日のところは作るだけで、明日帰り道に仕上げにまた来ていただくという事になりました。
パパさんはブルーのホタルガラス、小さなお姉さんはブルーのマーブルガラス、ママさんは長めのマーブルガラスを作りました。
小さなお姉さんは、初めての炎に向かい真剣にガラス棒を溶かしていきます。ぐるーっと溶けたガラスを巻き取って、形を整えています。クルクル芯棒を回し続けなければガラスが垂れてしまいます。終わった時には疲れてしまいました。ママさんが作っている時、小さなお姉さんがパパさんにコソコソと何かを話しています。何でしょう?
彼女はブルーの玉を作ったはずなのに、赤かったと。熱したガラスは赤くなりますが、冷めると色が戻る事が信じられないそうです。徐冷している彼女の作品をチョットだけ覗いてみてみました。すると、パパさんの方に振り返り…満面の笑顔だったそうです。
明日までのお楽しみ〜
次の日、芯棒から外して洗って紐を通したり結んだり完成しました。
パパさんママさんから小さなお姉さんの昨夜の様子を伺いました。なんと、1人で炎と戦った事が一大事の様でテンション上がってなかなか眠れなくなったそうです。アドレナリンとドーパミンがMAXだったのでは!とおっしゃっていました。
これからの予定は、長瀞でラフティングだそうです。気をつけていってらっしゃ〜い。